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34件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1960-10-10 第35回国会 参議院 法務委員会 閉会後第4号

なおまた少年院教官の危険の度でございますが、これまた御指摘通り少年院の内部におきまする教官に対する暴行というものが最近は非常に減って参りましたが、終戦後非常に多うございまして、ガラスを割ってそれで凶器を作ったり、あるいはまた夜間の指導に教室に入りまして座談会等をやっている教官をやつつけて、集団逃走をするというような事故が非常に多いのでございます。

大澤一郎

1960-09-06 第35回国会 参議院 法務委員会 閉会後第3号

まず法改正の問題でありますが、裁判所と法務省におきましては、御承知通り少年の年令引き下げ、少年事件に対する検察官先議制家裁決定に対する検察官異議申立権等の諸点につき鋭く対立しているところであり、現地におきましてもまたしかりの感を深ういたしたのでありますが、一般に警察、検察当局の態度は、現行制度少年に対する取り扱いが寛大に過ぎ、保護偏重のきらいがあるのではないか。

大川光三

1959-08-31 第32回国会 参議院 法務委員会 閉会後第2号

国務大臣井野碩哉君) 高田委員お話通り、少年院の運営というものは、これは非常に重大な問題でございます。若い者を、かりに罪を犯したといたしましても、将来を惑わせることがあってはならないはずでございますので、少年院にいる間にりっぱな子供にして世の中に出していくということが本来少年院の使命でなければなりません。

井野碩哉

1959-08-31 第32回国会 参議院 法務委員会 閉会後第2号

国務大臣井野碩哉君) お説の通り、少年院を出ました少年受け入れ態勢が十分でないということは、これはもうお説の通りであります。私どもも、その状態を見まして、これは何とか本腰を入れていかなければならぬと考えを深く持ちまして、結局やはり手段としては保護観察制度を拡充していくよりほか道がないと考えておりますので、そういった方面の予算を本年は相当多額に要求するつもりでおります。

井野碩哉

1959-08-10 第32回国会 衆議院 地方行政委員会青少年補導に関する小委員会 第1号

少年非行いたしますところの原因について一応ごく大まかに私たちの考え方を書いておきましたが、御案内の通り少年犯罪少年非行原因というものは、少年素質及び環境の両面から考えられるのですけれども少年自体素質ということから考えていきますと、わが国の少年がここ半世紀やあるいは四分の一世紀くらいで根本的に変るとは考えられませんので、素質は大体急変はないと考えますと、環境による影響というものが非常に大

木村行蔵

1957-05-18 第26回国会 衆議院 法務委員会 第34号

中村国務大臣 ただいま委員長から御指摘通り、少年関係犯罪につきましては、まことにわれわれ重大な関心を払いまして心配をいたしておるところでございます。  世の中が戦後次第に安定をして参っておるにかかわらず、少年犯罪が減少いたしません。むしろ増加の傾向をたどっておるということは、はなはだ遺憾にたえないところでございます。

中村梅吉

1957-02-22 第26回国会 衆議院 法務委員会 第7号

先ほども申し上げました通り、少年非行防止ということにつきましては、私ども今日までもいろいろと工夫をこらして参っておるのでございますが、今後ともこの点につきましては十分工夫をこらしまして、各関係機関、特に、先ほどお話がありました通り、多くの少年工等をかかえておる工場、事業場等経営者、そういった方々とも十分に連絡を密にしまして、少年の善導と非行防止のためのあらゆる方策を講じて参りたい、かように考えております

石井榮三

1956-05-12 第24回国会 衆議院 法務委員会 第34号

眞鍋委員 私のいろいろ聞いた範囲では、最初から刑事訴訟法の規定通り少年といえども審判を受ける場合には弁護人が正当についておって、そして安心のいく陳述をさせたいということを、この問題で苦い経験をなめた連中からしばしば聞くものでございますので、子供であるから特別な行き方をなさるでなしに、むしろ、子供であるからこそ、この弁護人にも十分な弁護のできるように取り計らっていただくことがよかろうと思うのですが、

眞鍋儀十

1956-03-07 第24回国会 衆議院 内閣委員会 第20号

ただいま政務次官からお答えのありました通り、少年院におきましてはあらゆる面から少年たち教育の面を配慮いたしております。私一昨日でありますが、印旛少年院、これはやはり小田原と同様に特別少年院であります。ここの少年院に参ったのでございますが、あそこでは短波の無線の局の許可を受けまして、現在その技術の修得をいたしております。

渡部善信

1955-07-18 第22回国会 参議院 法務委員会 第17号

従いまして、御承知通り、少年院の施設の中には、特別少年院のごときは厳重な囲いをいたしておりまするが、初等あるいは中等におきましては、解放寮も相当あるわけであります。かような解放寮から逃げ出します場合は、これを一々教官の責任ということで追及していくのは非常に過酷なきらいがあるわけであります。

渡部善信

1955-07-15 第22回国会 参議院 法務委員会 第16号

承知通り、少年院のあり方矯正教育の場でなければならないにもかかわらず、行刑のほうへ漸次傾いていって、本来のいわゆる指導精神をば失いつつあるのではないかということが、宮城先生初め本委員会、また世間の心ある方々の非常に憂慮せらるるところでございまして、当局におきましてもさようね点をなからしめ、むしろ矯正教育の真髄をいかにして発揮していくかということに非常に努力をいたしておるのでございます。

小泉純也

1955-06-27 第22回国会 参議院 法務委員会 第9号

その後いろいろ衆議院の質問応答の経過を聞き、また矯正局長お話などを承わりまして、これは決して人権尊重ということをば強化するために、特にこの連戻状を必要とすることが、乱用を防ぐ結果になるのだという御説明を承わり、法案に盛られております通り、少年院長許可を受け、いわゆる連れ戻しに行く者が、あらためて事を慎重にして、一つの手続の段階を経てやることが、かえって人権尊重という趣旨に沿い、少年の連れ戻しについても

小泉純也

1954-04-09 第19回国会 参議院 法務委員会 第17号

説明員宇田川潤四郎君) 家事調査官少年調査官よりもえらい方が多いというようなことでございますが、これは少年調査官は御承知通り少年審判所当時から少年保護司というような職種がございましてこれを引継いだ関係上、多少採用の条件その他について家事調査官よりも寛大であつたというところから、現に家事調査官少年調査官との間の学歴などを比率します。

宇田川潤四郎

1953-07-07 第16回国会 衆議院 法務委員会 第7号

○佐竹(晴)委員 私ども経験によると、ただいま政府委員のおつしやつておる通り、少年のために最もいい方法を講じてやるには詳細調べなければならぬというので、まず知能、性格、習性などを調査いたします。それがために専門家にかけまして、たいがい鑑定書をつくつております。ところがその鑑定書がなかなか間に合わないのです。

佐竹晴記

1953-05-27 第16回国会 衆議院 法務委員会 第2号

にかかつておりますが、しかしいろいろな関係からいたしまして、工事が未完成なところがありまして、特別少年院が全部完成いたしますのは、大体この夏ごろまでかかるそうだということでございますので、今少年刑務所の一部分の付設特別少年院に入つておりますところの少年を出してしまうということになりますと、また非常に困つた事態が生ずることになりますので、従つてやはりその特別少年院建筑が完成いたしますまでの間は、従来通り少年刑務所

中尾文策

1953-03-12 第15回国会 参議院 法務委員会 第16号

伊藤修君 私が申上げるまでもなく、現在の調査官制度運営あり方について御承知通り少年事業について殆んど調査官の調査及びそれに対するところの結果、そのこと自体が即判事の認定の基礎になることは御承知通りですが、又実際の運営の面からいたしますると、恐らくあなたも耳にしていらつしやるでしようが、又最高裁判所裁判官等においても、そのことがしばしば問題になつていると思います。

伊藤修

1953-03-12 第15回国会 参議院 法務委員会 第16号

説明員宇田川潤四郎君) 伊藤委員の御発言に対しまして先ほど申上げました通り少年調査官の任用につきましては、今後とも厳重にいたしまして優秀な少年調査官を採用いたすことによりまして少年人権の擁護について万全を期したいとこう考えております。  なお御指摘の事案につきましては、早速その事実の有無を調査いたして適当に考慮したいと存じます、

宇田川潤四郎

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